この記事では、「舞台裏」と「バックステージ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「舞台裏」とは?
舞台裏とは、舞台の裏側部分のことをいいます。
見物席からは見えない場所で、裏方が働いていたり大道具などが置かれている場所のことを指します。
また、出演者が身支度をしたり休憩したりするための楽屋も舞台裏に含まれます。
また、比喩的に物事の裏側や人の目に触れない場所、そこでの活動などを指すこともあります。
「バックステージ」とは?
バックステージとは、劇場などの舞台裏のことをいいます。
見物席からは見えない場所を表していて、舞台袖や楽屋なども含まれます。
英語のbackstageをそのまま日本語読みした言葉で、backstageには「裏面の、内密の」といった意味もあります。
また、舞台俳優など芸能人の私生活を指したりもします。
「舞台裏」と「バックステージ」の違い
舞台裏もバックステージも、舞台において見物席からは見えない裏側部分を指す言葉です。
英語のbackstageを日本語読みしたのがバックステージですが、backstageは舞台裏と訳されます。
そのため同じ意味の言葉になります。
ただし、舞台裏には舞台の裏側という意味以外にも、物事の裏側や人の目に触れない場所、活動などを指したりもします。
backstageにも芸能人の私生活といった意味がありますが、日本語でバックステージという場合には単に舞台の裏側という意味で使われることが多いです。
「舞台裏」の例文
・『彼女は舞台裏でずっと待機していた』
・『あの映画の舞台裏が明かされる』
「バックステージ」の例文
・『バックステージでは出演者同士の小競り合いが起こっていた』
・『すぐにバックステージに戻ってきなさい』
まとめ
舞台裏もバックステージも見物席からは見えない舞台の裏側を指す言葉ですが、舞台裏には物事の裏側という意味もあります。