面積が小さいことや余裕がないことを表す言葉には「狭い」や「狭小」があります。
この記事では、「狭い」と「狭小」の違いを分かりやすく説明していきます。
「狭い」とは?
「狭い」とは面積が小さいことや余裕がない状態、幅が小さいこと、広がりが少ないこと、心や度量が小さいことを表す時に使う言葉です。
「狭い」は色々な場面で使いやすい言葉であり、英語は“narrow”や“small”と表現します。
「狭い」の反対語は「広い」であり、英語は“wide”と表現します。
「狭い」の類義語には「手狭」があり、こちらは仕事や生活するには狭いことを表す言葉です。
「狭小」とは?
「狭小」は「きょうしょう」と読む言葉であり、狭くて小さいことを表す言葉です。
「狭小」は名詞であり、形容詞として使う時には「狭小な」と表します。
「狭小」の反対語は「広大」であり、どちらもその程度が極端な時にも使うことが可能です。
「狭小」の類義語には「矮小(わいしょう)」がありますが、こちらは丈が低いことやこぢんまりした状態を表す時に使います。
「狭い」と「狭小」の違い
この2つはどちらも面積が小さいことや幅、広がりが少ないことを表す時に使います。
「狭い」は人の心や度量が少ないことを表す時にも使うことが可能です。
「狭い」と「広い」は英語でスモールとワイドであり、こちらも色々な場面で使われています。
「狭い」の例文
・『その横穴はとても狭くなっており、動物が1匹入るのも難しい感じでした』
・『付き合ってみてから彼が狭い価値観の持ち主だと分かったので、別れようかなと考えています』
「狭小」の例文
・『その国はとても狭小な面積であるが、観光地としてとても人気があります』
・『狭小な考えに囚われると頭が固くなってしまいますよ』
まとめ
「狭い」や「狭小」は面積が小さいこと幅、広がりが少ないことを表す言葉です。
反対語である「広い」や「広大」も色々な場面で使われています。