この記事では、「当たる」と「ぶつかる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「当たる」とは?
紫外線が肌に直接差すことを「当たる」【あたる】といいます。
また、応募した企画が選ばれて、採用されるという場面でも使われている言葉です。
別の使い方としては、「創立110周年」といっていかに歴史あるか伝えられます。
また、岩に高波が当たって大きな波しぶきを上げるその光景を伝えます。
このように、様々な場面で広く使われている言葉です。
「ぶつかる」とは?
前をよく見ずに歩いているとき、他人に接触することを「ぶつかる」といいます。
なかには嫌う相手にわざと接触して自分が嫌っている気持ちを伝えるわけです。
他には初めて行った場所を歩いていると道に迷い、行き止まりとなっている状態を指します。
また、「日程がぶつかる」といえば、たまたま相手と約束した日が重なってしまい、困惑する様子を表すのです。
「当たる」と「ぶつかる」の違い
ここでは「当たる」と「ぶつかる」の違いを、分かりやすく解説します。
物体に太陽光線が差す、壁に投げた球が触れるという意味で使われているのが「当たる」です。
また、専門家が予想したことが現実のものになったときも「予想が当たる」といった言い方をします。
もう一方の「ぶつかる」は、走っているとき横から出て来た歩く人に接触したり、自分では解決できないほど困難に感じる問題にぶち当たってしまい、困るといった場面でも使われている言葉です。
2つのものが接触するという意味で使われているのが「ぶつかる」で、「当たる」は人が接触する以外に懸賞が当選する、推理がぴたりと当てはまったと色々な場面で使うところが違います。
「当たる」の例文
・『彼が通う公立高校は今年で50周年に当たる』
・『紫外線が当たる洗面所の壁が茶色く変色した』
「ぶつかる」の例文
・『前をよく見ないで渡ったばかりに、電信柱にぶつかる』
・『弟はよく人にぶつかるので、注意して行動するように伝えた』
まとめ
物や人に接触するという意味で使われている言葉を2つ取り上げました。
どのような状況で使われているかに焦点を当てた言葉か注目してみるといいでしょう。