「由来」や「歴史」は物事の過去やいきさつを表す時に使う言葉です。
この記事では、「由来」と「歴史」の違いを分かりやすく説明していきます。
「由来」とは?
「由来」とは出来事が起こった原因や発生した起源を表す言葉です。
「由来」はその出来事がたどってきた経歴や経過を表す時にも使うことが可能です。
また「由来」はもともとや元来という意味でも使います。
「由来」の類義語には「経緯」や「由緒」、「成り立ち」があります。
「歴史」とは?
「歴史」とは人間が社会や文化、国家などを作り上げてきた経過や記録を表す言葉です。
「歴史」は英語で“history”と書き、学問的な分野として様々な研究が成されています。
「歴史」は国や地域などの大きなものから、小さな物事の進展や変化などを表す時にも使うことが可能です。
「歴史書」は当時の歴史を詳しく記載したものであり、これの研究によって様々な事実が明らかになったり、古い「歴史」から現代のことを分析したり学ぶことが可能です。
「歴史小説」とは特定の歴史を描いた小説であり、エンタメとしてドラマや映画になるものとして人気があります。
「由来」と「歴史」の違い
「由来」は物事が起きた原因やたどってきた経過、経歴などを表す言葉です。
「歴史」は社会や国家などを作り上げてきた経過や記録を表す言葉であり、学問の分野として様々な研究や議論が行われています。
「由来」の例文
・『その掛け軸の由来はかなり古い時代までさかのぼることが可能です』
・『その茶碗はさぞ由来のあるものだと思ったのですが、まさか安物だとは思いませんでした』
「歴史」の例文
・『昔から歴史小説が好きであり、長くても全然苦にならずに読めます』
・『歴史の真相を明らかにするのが私たちの使命です』
まとめ
「由来」は出来事が発生した原因や起源を表す言葉です。
「歴史」は「ヒストリー」とも呼ばれており、様々な研究や資料の読解が行われています。