この記事では、「セッティング」と「準備」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セッティング」とは?
セッティングとは、何か物を配置したり取り付けたりすることをいいます。
また、会議や会談などを設定することや舞台装置のことをセッティングと呼んだりもします。
英語のsettingを日本語読みした言葉で、「設定、背景、環境」などの意味があります。
食事をするための食器やカトラリーを並べることはテーブルセッティングと呼ばれています。
「準備」とは?
準備とは、何か行う前に必要な物を用意したり態勢を整えたりすることをいいます。
また、将来起こると予測される出来事に対して行う場合もありますが、起こるかどうか分からない出来事に対しては使いません。
例えば、地震などの災害に備えて食料などを置いておく場合、「準備する」とはいわず「用意する」といいます。
「セッティング」と「準備」の違い
セッティングには幅広い意味があります。
物を配置したり新たに取り付けたりすることもありますし、会議などを設定したりすることもセッティングと呼んでいます。
準備は前もって用意しておくことで、セッティングも準備に含まれます。
「セッティング」の例文
・『彼は婚活していて、今度上司がお見合いをセッティングしてくれるそうだ』
・『引越し業者が家具や家電製品のセッティングを行うことになっている』
・『セミナーの後に交流会をセッティングしたので、ぜひ参加してください』
「準備」の例文
・『来週登山に行くので、週末にその準備をしておく』
・『彼女は事前にプレゼンの準備をしていたので、当日はスムーズに発表できた』
・『彼はイベントの準備で忙しくしている』
まとめ
セッティングは物を配置したり新たに取り付けたりすることで、会議やイベントを設定すること、舞台装置のことなどもいいます。
準備はあらかじめ必要な物を用意したり態勢を整えたりすることです。
