「縁の下の力持ち」と「名脇役」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「縁の下の力持ち」と「名脇役」の違いとは?違い

この記事では、「縁の下の力持ち」「名脇役」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「縁の下の力持ち」とは?

見えない舞台裏で、出演者が思い切り演技ができるよう行動する人を「縁の下の力持ち」【えんのしたのちからもち】といいます。

職場の人がしっかり仕事ができるよう努力したり、頑張れるように応援するのです。

出しゃばらず、陰ながらの立役者として地道に援護する人を指します。

また、他人のために時間も能力を使っても惜しまない人を褒める意味でも使う言葉です。


「名脇役」とは?

主人公ではなくとも、その横で味のある演技して見せる役者を「名脇役」【めいわきやく】といいます。

その役者がいるおかげでより感情移入できたり、作品全体が引き締まるといった演技ができるのです。

例えば、銃で撃たれる犯人役の現実味に溢れる演技は視聴者がのめり込むほど心を掴まれます。

とくに男性俳優に「名脇役」は多く、会社員から職人まですべてこなせる実力があるわけです。


「縁の下の力持ち」と「名脇役」の違い

ここでは「縁の下の力持ち」「名脇役」の違いを、分かりやすく解説します。

他人をうまく援護できる「縁の下の力持ち」は、陰から他人の力になり、いい結果を出させる役目を担う人という意味で使われています。

人から見えなくともしっかりサポートしたり、守るといった行動で支える人を指すのです。

もう一方の「名脇役」はどのような役でも感情移入しては演じられる実力がある俳優を指します。

それだけ演技力が高く、いつまでも印象に残る人を指すのです。

「縁の下の力持ち」の例文

・『会社を大きく成長させる縁の下の力持ちは従業員である』
・『舞台裏で働く裏方はまさに頼れる縁の下の力持ちだ』

「名脇役」の例文

・『名脇役はすぐ役になりきれる才能を持ち合わせている』
・『名脇役は痛みに苦しんだり、つらい演技ができる』

まとめ

主たる者ではありませんが、その裏や脇では懸命に頑張る人を指す言葉を取り上げました。

見えない下から持ち上げるか、脇役ながら印象に残る演技するかの違いがあると覚えればいいでしょう。

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