この記事では、「金髪」と「パツキン」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「金髪」とは?
金色の髪の毛を“blond”と英語で書いて【ブロンド】と読み、「金髪」【きんぱつ】といいます。
生まれながら黒髪のアジア人にとって、髪の毛を派手な色にしたいと思うとき選ぶ色なのです。
まるで燃えるように輝く金色の髪の毛を見て気持ちを奮い立たせたり、垢抜けた印象にしたいと思う気持ちを表します。
使い方としては、「金髪美女」といえば金色の髪の毛で顔が美しい女性を指すわけです。
「パツキン」とは?
金髪を芸能界では「パツキン」といいます。
金色の髪の毛を指す言葉であり、明るい茶系の色で垢抜けていると伝えるときに使う言葉です。
芸能人が働くテレビ業界では言葉を逆さに伝えるところがあり、「金髪」を「キンパツ」と読み、それを反対にして「髪金」と書いて「パツキン」と格好良く昭和の業界人が使うようになりました。
遠くから見ても金色と分かる若い女性に対して使う言葉として浸透します。
「金髪」と「パツキン」の違い
ここでは「金髪」と「パツキン」の違いを、分かりやすく解説します。
はっきりした金色の髪の毛を「金髪」といいます。
中途半端な金色ではなく、白人のような黄色のブロンドで、全体的にしっかり染められている男性や女性、年代に関係なく使われている色です。
もう一方の「パツキン」は昭和の芸能界で使われていた言葉であり、「金髪」を逆にして読みます。
使い方としては、「パツキン姉ちゃん」といって目上の人が軽い口調で呼び、その場の雰囲気を明るくするために使われていました。
「金髪」の例文
・『突然、彼氏が金髪にしたので、何があったのかと動揺した』
・『金髪女性に憧れた妹が風呂場で髪の毛を金色に染めた』
「パツキン」の例文
・『パツキン兄ちゃんを集めて、ガチンコ相撲させた』
・『深夜のお笑い番組には、水着のパツキン女性が出ていた』
まとめ
髪の毛が金色の人を呼ぶときに使う言葉ではありますが、現在も使っているか、昭和に使われているかに違いがあります。
どのような状況で使うかに目を向けて、使い分けてみるといいでしょう。