「ぜひ」と「どうぞ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ぜひ」と「どうぞ」の違いとは?違い

この記事では、「ぜひ」「どうぞ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ぜひ」とは?

ぜひとは、心を込めて強く願う様子を表す言葉です。

他の人に何かをすすめたり、自分の気持ちを強く表現したりする場合に使います。

ぜひには、「どうしても、必ず」といった意味があります。

「ぜひ、おいでください」という場合、相手にどうしても来て欲しいという気持ちを伝えています。

また、ぜひには是と非という意味があり、正しいことと正しくないことも表します。

その場合には、「是非を問う」といった使い方をします。


「どうぞ」とは?

どうぞは、丁重に頼んだり心から願ったりする気持ちを表現する言葉です。

「どうか、なにとぞ」といった意味があります。

また、聞き手に何かをすすめる場合にも用いられており、「どうぞお召し上がりください」といった使い方をします。


「ぜひ」と「どうぞ」の違い

ぜひもどうぞも相手の行動を促す時に用いられる言葉です。

ぜひは相手に対してその行動をとるように強く願っています。

どうぞは自分の依頼を丁寧に表現していて、相手に何かすすめる場合にも用いられます。

ぜひの方が、相手に対してその行動をとって欲しいという気持ちが強いです。

「ぜひお越しください」「どうぞお越しください」は意味は同じですが、来て欲しいという気持ちが強いのは「ぜひお越しください」になります。

「ぜひ」の例文

・『今度懇親会を開きますので、ぜひご参加ください』
・『来年は私もぜひ、そこに行ってみたいと思います』
・『ぜひ、私にも彼を紹介してください』

「どうぞ」の例文

・『閉館まで時間がありますので、どうぞおゆっくり鑑賞なさってください』
・『どうぞこちらへおいでください』
・『どうぞよろしくお願いいたします』

まとめ

ぜひもどうぞも、相手に何かを勧めたり行動を促したりするときに使う言葉になります。

ぜひの方が、どうぞよりも相手に対しその行動をとって欲しいという気持ちが強いです。

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