この記事では、「自責の念」と「後悔の念」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「自責の念」とは?
自分が犯した過ちを強く反省し、咎めることを「自責の念」【じせきのねん】といいます。
どうしてそのような過ちを犯したのだろうと考えては反省するため、自分を強く責める行為を指す言葉です。
この言葉は自分を指す「自」と、責任を意味する「責」を掛け合わせています。
それだけ自分が犯した罪に対して重く感じる人が苛まれたり、酷く落ち込む様を表すのです。
「後悔の念」とは?
やってしまった行為を悔やんでは反省する気持ちに包まれることを「後悔の念」【こうかいのねん】といいます。
自分が犯した行為を後からになって愚かだと懺悔する気持ちを指す言葉です。
例えば人の物を盗んでしまったり、法律的に罰せられる行為して悪い結果になったとき、自分がした行為は大変罪深く、悪かったと心から反省する状況のときに使います。
「自責の念」と「後悔の念」の違い
「自責の念」と「後悔の念」の違いを、分かりやすく解説します。
過ちを犯した自分に強い責任を感じて反省することを「自責の念」といいます。
酷い結果になったのもすべて自分がよく確認しなかったせいであったり、行動が招いて人に迷惑かけたとき酷く己を責めては反省するのです。
もう一方の「後悔の念」は酷く悔やむ行為した自分を咎めます。
それほど愚かだと感じる過ちや、失敗したとき使う言葉になるわけです。
「自責の念」の例文
・『振った彼氏が事故で大怪我したと知り、自責の念に苛まれた』
・『妊婦を轢いてしまったとき、酷い自責の念に駆られた』
「後悔の念」の例文
・『勝手に妹の自転車に乗って壊したとき、後悔の念に包まれた』
・『50歳過ぎても結婚できない今、振ったことに後悔の念を感じる』
まとめ
「念」を使うところは同じですが、自責か後悔が違うだけで使い方も異なります。
どのような場面でどう自分が反省する気持ちを表せばいいか学んでみましょう。
