この記事では、「自分勝手」と「独りよがり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自分勝手」とは?
他人のことは気にしないで、自分の都合だけを考えること、またそのさまという意味です。
友達との約束で説明をします。
AさんはBさんと遊ぶ約束をしています。
今日がその日で、○○時にある場所で待ち合わせをしています。
ところが、Aさんは急に気が変わって、Bさんと遊びたくなくなったので、遊ぶ約束をキャンセルするために連絡をしました。
Aさんのこの行動は「自分勝手」といえるでしょう。
Bさんは今日一緒に遊ぶために、時間の都合をつけてくれているはずです。
また、この日を楽しみにしていたことでしょう。
Aさんの行動は、そういった相手のことを考えていません。
相手のことを考えず、自分の都合だけを考えているこのようなさまを、この言葉は意味します。
「独りよがり」とは?
他人の意見をないがごとくみなして、自分だけでよいと思っていること、またそのさまという意味です。
離乳食のことで説明をします。
ある人は、離乳食は絶対に手作りでないといけないと考えています。
市販のものを使うと便利ですが、市販のものは与えるのはよくないことだ、手作りがよいのだと思っています。
別の人が「市販のものを使ったら」とアドバイスをしますが、その言葉を聞き入れません。
自分が正しいと思っているので、人の意見を認めないのです。
このような、他人に意見を無視して、自分だけでよいと持っているさまを、この言葉は意味します。
「自分勝手」と「独りよがり」の違い
「自分勝手」と「独りよがり」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、他人のことを考えず、自分の都合だけを考えるさまをいいます。
後者は、他人の意見を無視して、自分だけでよいと思っているさまをいいます。
前者は他人の都合を考えていない、後者は他人の意見を受け入れないという点に違いがあります。
まとめ
自分の都合だけを考えているさまであるのか、自分だけでよいと思っているさまであるのかという点が違います。