名古屋民には何が不思議かがわからない?
この記事では、「名駅」と「名古屋駅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「名駅」とは?
「名駅(めいえき)いこまい!」この名古屋弁の意味は「名古屋駅へ行ってあそぼうぜ!」になります。
名古屋市内で生まれた人間にとってはごく普通の言葉なのですが、愛知県内でも名古屋市以外の出身の方には最初は意味がわからないようです。
「名駅」には2つの意味合いがあり、1つは単純に名古屋駅。
もう1つは名古屋駅のある中村区の地名として「名駅」を指すと言っていいでしょう。
「名古屋駅」とは?
名古屋市中村区名駅1丁目に存在する東海道本線・東海道新幹線・近畿日本鉄道・名古屋鉄道・名古屋市営地下鉄・各種高速路線バスのターミナル駅である「名古屋駅」を指します。
基本的には名古屋市出身者はビジネスシーンや電話応対で丁寧な遣り取りをする時以外には使わないと言っていいでしょう。
「名駅」と「名古屋駅」の違い
「名駅」と「名古屋駅」の違いを、分かりやすく解説します。
前述した通り2つの意味が「名駅」にはあります。
このため同じ地下街であっても「名古屋駅新幹線口エスカ」と「メイエキユニモール」は意味が違うと言っていいでしょう。
特に後者は「名古屋駅」から連結しているため混同されがちですが意味合いは「名駅ユニモール」で地名を指した意味合いになります。
近年地元放送局の調査で1933年には既に駅周辺を名駅と呼ばれていた可能性が高い事が判明しています。
まとめ
「名駅」は名古屋市内出身者にとっては各種「名古屋駅」と周辺の商業施設や飲食店のあるエリアを指した言葉になります。
名古屋市外の愛知県出身者並びに他県出身者にとっては「名古屋駅」の略称か意味がわからない言葉になります。
「名古屋駅」はJR・私鉄・新幹線・市営地下鉄・高速バスのターミナル駅を指すと言っていいでしょう。
新幹線は2つの乗降口をはじめ、近鉄・名鉄は少し離れた場所、地下鉄も東山線以外の乗車口は離れているため「○○名古屋駅」と指定しないと意味がとおりません。
