「手狭」と「狭い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「手狭」と「狭い」の違いとは?違い

この記事では、「手狭」「狭い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「手狭」とは?

手狭とは、生活したり仕事をしたりするのに場所が狭いことをいいます。

部屋や住居などに使われる言葉で、空間的に余裕がない様子を表しています。

手狭は「てぜま」と読みます。


「狭い」とは?

狭いとは、面積が小さかったり空間に余裕がなかったりすることをいいます。

「部屋が狭い」といった使い方をします。

その反対に面積が大きかったり空間に余裕がある場合には、広いといいます。

それから幅が小さいとか、間隔に余裕がないことも狭いと表現します。

また、「心が狭い」など度量が小さいという意味で使われることや「交際範囲が狭い」というように範囲が限られていることを表す場合もあります。


「手狭」と「狭い」の違い

狭いには面積が大きかったり空間に余裕がないという意味があり、あらゆる物に用いられます。

手狭には狭いという意味が含まれていますが、住居や部屋などの空間に対して使用する言葉です。

住んでいる家のことは狭いといっても手狭といっても通じますが、道路などは狭いということはあっても手狭ということはありません。

また、狭いは「心が狭い」など目に見えないものに対して用いることもあります。

「手狭」の例文

・『子どもが生まれて住んでいるアパートが手狭になったので、戸建て住宅への引越しを検討している』
・『作業をするには手狭だけれど必要な物は全て揃っている』
・『校舎が手狭になったのは生徒数が大幅に増えたからだ』

「狭い」の例文

・『道幅が狭いので大きな車は通り抜けることができない』
・『そんなことで怒るなんてあなたは心が狭いと思う』
・『狭い部屋なので大勢で集まるのは難しい』

まとめ

狭いは面積が小さかったり空間に余裕がないことで、あらゆる物に使える言葉です。

手狭にも狭いという意味が含まれていて空間に余裕がないことをいいますが、使えるのは住居や部屋などに限られます。

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