「突っかかる」と「従わない」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「突っかかる」と「従わない」の違いとは?違い

この記事では、「突っかかる」「従わない」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「突っかかる」とは?

相手の言っていることにいちいち文句を言う行為を「突っかかる」【つっかかる】といいます。

強い反逆心を持つ気持ちを如実にぶつける行為であり、激しく敵対する感情をあらわにするのです。

それほど相手の行動や意見に対して怒りが込み上がる状態を指します。

使い方としては、「上司に突っかかる部下」といえば、上司の考え方を改めさせようと言葉をぶつけるのです。


「従わない」とは?

簡単には相手の指示を受け入れない態度を示すのが「従わない」【したがわない】です。

動詞の「従う」に助動詞の「ない」が掛け合わさった言葉であり、服従せず、背中を見せて応じない態度を示します。

不服従ともいって、たとえ相手が偉い立場の者であっても指示を受け入れず、不順守を貫くのです。

それだけ相手の言うことが受け入れがたいと思うときに見せる態度になります。


「突っかかる」と「従わない」の違い

ここでは「突っかかる」「従わない」の違いを、分かりやすく解説します。

普通であれば聞き流す話であっても、いちいち食って掛かることを「突っかかる」といいます。

それだけ相手の言っていることが理不尽であったり、間違っていると思うときに見せる行動なのです。

もう一方の「従わない」は絶対に服従する気持ちがなく、受け入れない態度を示します。

それだけ相手が気に食わないと思うときに見せる態度でもあるのです。

「突っかかる」の例文

・『素直に意見を聞かず、顧問に突っかかる部員が増えている』
・『静かに話を聞こうとせず、突っかかる部下の指導は難しい』

「従わない」の例文

・『問題が起きると部下を酷く責める上司には従わない』
・『露骨に差別する講師に抗議するため、生徒は従わない』

まとめ

自分は簡単に聞き入れないという気持ちをぶつけるときに使う言葉をご紹介しました。

どのような場面でどう使うかに目を向けて学び、使ってみるといいでしょう。

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