この記事では、「キャビネット」と「ロッカー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「キャビネット」とは?
書類や資料といったものを分けて、取り出しやすく収納するため区画した収納棚を「キャビネット」といいます。
企業の収集したデータや作成した書類、商品に関する資料をファイリングしたものを縦に収納でき、色分けや文字を記入しておけば何がどこにあるかすぐに分かるようになっているわけです。
ガラス扉で中身がよく見えるタイプや、埃や紫外線が入らないよう引き戸が付いて劣化するのを防げます。
人気の素材は軽くて水に強いスチールで、色は白やオフホワイト、グレーなど引戸タイプが人気です。
大きさは腰丈から背丈ほどの高さなど一箇所にまとめて収納でき、すぐに取り出せる商品が選ばれています。
「ロッカー」とは?
防犯上鍵で閉じられるようになっていて収納するものを「ロッカー」といいます。
英語で“Lock”(ロック)と書いて「施錠」という意味があり、一つの区画ごとのドアに鍵が付いているので、重要な書類や貴重品、服や鞄といった大事なものを触られたくないとき、しっかり管理ができるのです。
ドアの鍵は入社したとき社員ごとに振り分けられ、決して他人に開けられないようになっています。
「ロッカー」がよく採用されているのが、入浴施設や工場、企業でもプライバシー重視する目的で、一人ごとに振り分けるのです。
「キャビネット」と「ロッカー」の違い
「キャビネット」と「ロッカー」の違いを、分かりやすく解説します。
オフィスでは大事な書類をファイリングして、棚にまとめて収納しておくものを「キャビネット」といいます。
その企業で働く社員であればほとんどの人が取り出して見られますが、なかには鍵をかけておき、限られた人だけが開けられるようになっているわけです。
箱型の収納家具といった意味があり、オープン型やラテラル型といったタイプも揃います。
もう一方の「ロッカー」は働く人の服や貴重品を入れておける収納家具を指し、数個の収納扉は「オフィスロッカー」といった呼ぶわけです。
社員が仕事する前に、そこで制服に着替えて衣類や持ち物を収納します。
鍵は差し込んで回すと開き、閉める際も鍵を入れて回せば簡単に開閉できるのも魅力です。
大きさは背丈よも高いものから、上下に別れていて扉の数が多いものなど色々揃います。
まとめ
見た目が似ている収納棚を2種類ご紹介しました。
メーカーの公式サイトや動画などで異なる点を見比べて、新たな発見してみるのもいいでしょう。