「見送り」と「中止」の違いとは?分かりやすく解釈

「見送り」と「中止」の違いとは?違い

この記事では、「見送り」【みおくり】と「中止」【ちゅうし】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見送り」とは?意味

問題が起きて危険だと感じたとき、一旦とりやめることを「見送り」【みおくり】といいます。

状況を見て、また安全に出来る状況になったとき、また再開するといった意味合いを含んでいる言葉です。

例としては、これから野外コンサートを開こうとしたとき、大雨が降って楽器が濡れてしまい、演奏ができないとき「今回は見送ります」と生徒に伝えて、その日はそこで終わりにします。


「中止」とは?意味

イベントや競技、講演会を実行したいと思ったとき、開催できない問題が起きてしまったため急遽取りやめにするとき「中止」【ちゅうし】になります。

もう二度とやらないと伝えられる言葉です。

それほど金銭的に開催できない、人が集まらないので講習会が開けないといった深刻な問題が起きていると分かります。


「見送り」と「中止」の違い

「見送り」「中止」の違いを、分かりやすく解説します。

何か問題が起きたので、今日はもうやらないといったとき、参加者に伝える言葉が「見送り」です。

嵐がやまないので、今日はイベントを開催できないときや、運営会社の方で予期せぬ問題が起きたため急遽、日にちを改めて行うといった状況で使われています。

もう一方の「中止」は、もう二度と再開はできないといった深刻な問題が起こったとき、イベントや講習をやめると伝える言葉です。

「見送り」の例文

・『台風がくるので、屋外での催しは見送ることになった』
・『展示の見送りが決まり、多くの人が残念な気持ちになった』

「中止」の例文

・『吹雪のため視界不良になったので、大会は中止になった』
・『思ったよりも人が集まらないため、イベントを中止にした』

まとめ

どちらも似たような言葉ですが、使う場面や状況に応じて使い方に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典