この記事では、「パンナコッタ」と「ブラマンジェ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パンナコッタ」とは?
生クリーム、牛乳、砂糖を温め、そこにゼラチンを加えて溶かし、型に流し入れて冷やし固めた食べもののことです。
イタリアが発祥のお菓子の一種です。
イタリア語で「パンナ」には「生クリーム」、「コッタ」には「煮た」という意味があります。
見た目は白く、食感はつるんとしています。
コーヒー、ベリー、ラム酒などを加えて、味つけをすることもあります。
また、キャラメルやベリーのソースをかけることもあります。
洋菓子の中には卵で固めるものもありますが、「パンナコッタ」はゼラチンで固めています。
卵は使用しません。
生クリームは脂肪分が多く、生クリームの使用割合が高くなるほどカロリーが高くなります。
「ブラマンジェ」とは?
アーモンド、生クリーム、牛乳、砂糖を使用した液をゼラチンで固めた食べものです。
7世紀ころにヨーロッパに伝わったとされています。
「ブラン・マンジェ」とも呼ばれ、フランス語で「白い食べもの」を意味します。
アーモンドは香りつけのために使用をします。
本来は細かくしたアーモンドを加え、アーモンドを漉してからゼラチンを加えるのですが、アーモンドミルクやアーモンドプードルを使用することもあります。
牛乳、砂糖、アーモンドを鍋に入れて沸騰させ、沸騰したら10分くらい蒸らします。
牛乳にアーモンドの香りが移ったら漉して、水でふやかしたゼラチンを加えます。
その後に生クリームを加え、混ぜ合わせたら型に入れて冷やし固めます。
生クリームは加熱しません。
「パンナコッタ」と「ブラマンジェ」の違い
「パンナコッタ」と「ブラマンジェ」の違いを、分かりやすく解説します。
生クリーム、牛乳、砂糖、ゼラチンを使っているところが似ています。
違いは2つあります。
ひとつは、生クリームを加熱しているかです。
前者は加熱しており、後者は加熱していません。
もうひとつは、アーモンドを使用しているかです。
前者は使用しておらず、後者は使用しています。
まとめ
生クリームを加熱しているか、アーモンドを使用しているかという点に違いがあります。