この記事では、「ヒマラヤン」と「ラグドール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヒマラヤン」とは?
ヒマラヤンとはペルシャのカラーバリエーションの1つで、ポインテッドを持つものをいいます。
ポインテッドとは、鼻の先や足の先のみ濃い毛色になっているものです。
ポインテッドの代名詞はシャムですが、シャムとペルシャを交配させて誕生したのがヒマラヤンになります。
ヒマラヤンはシャム譲りのポインテッドとペルシャのような豪華なフワフワとした毛を持っています。
また、ヒマラヤンという名前は、白と黒のカラーを持つヒマラヤウサギに由来します。
「ラグドール」とは?
ラグドールは、顔や手足、尻尾などに模様があるフワフワとした長い毛が特徴の猫です。
子猫の時は真っ白ですが、次第に顔や手足などの毛の色が変化して模様が出てきます。
ラグドールは1960年代にアメリカで誕生したといわれており、ペルシャがルーツとされます。
比較的最近誕生した種類で、猫の中では大型に分類されます。
個体差はありますが、大きいラグドールだと10kgを超えることもあります。
「ヒマラヤン」と「ラグドール」の違い
ヒマラヤンもラグドールも特徴的な毛色を持つ猫で、見た目もよく似ています。
どちらも長毛種なのでフワフワの長い毛をしていますが、ヒマラヤンの方がラグドールよりも毛は長いです。
それから体格にも違いがあります。
ヒマラヤンの体重は4kgから5kgほどですが、ラグドールは4kgから9kgほどとされます。
ラグドールの方ヒマラヤンよりも大きく、10kgを超えることもあります。
それから顔つきにも違いがあり、ヒマラヤンは少しつぶれたようなぺちゃ鼻をしています。
ラグドールは鼻筋が通っています。
まとめ
ヒマラヤンとラグドールの違いは、体の大きさや鼻の形、毛の長さなどにあります。
体が大きいのはラグドールの方で、ヒマラヤンの方が小さめです。