この記事では、「ゆるい」と「だらだら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゆるい」とは?
ゆるいとは、糸や紐などの張り具合や締め付け具合が弱いことをいいます。
また、たるみや隙間があってぴったりしないこと、水分が多く柔らかいこと、規則などが厳しくなくて大らかなこと、気持ちがたるんでしまりがないことなどもゆるいと表現します。
それから変化が激しくないことや速度が速くないことなどをゆるいということもあります。
ゆるいには様々な意味があり、漢字で書くと「緩い」になります。
「だらだら」とは?
だらだらとは、「血がだらだら流れる」というように液体が流れる様子を表す言葉です。
また、変化が乏しい状態が続くことや気分などがゆるんでだらけている様子を表すこともあります。
「だらだら過ごす」といった使い方をします。
だらだらは「たらたら」を強めた言葉で、擬声語と擬態語を持つオノマトペの一種です。
「ゆるい」と「だらだら」の違い
ゆるいにもだらだらにも複数の意味があります。
だらだらには気分がゆるんでだらけているという意味があるので、ゆるいに加えてだらけているのがだらだらになります。
「ゆるい」の例文
・『休日は自宅で昼に起きるというゆるい生活を送っています』
・『スカートのゴムがゆるいので、ゴムを入れ替えなければなりません』
・『あの学校は規則がゆるいので、髪の色なども自由にできます』
・『水加減を間違えて随分ゆるいご飯になってしまった』
「だらだら」の例文
・『まただらだらとスマホを見て過ごしてしまいました』
・『汗がだらだらと流れてきます』
・『この仕事をだらだらと続けても成果が出るとは思えません』
・『目の前でだらだらしないで欲しい』
まとめ
ゆるいにもだらだらにも複数の意味があり、気分がゆるんでだらけている様子をだらだらと表現したりもします。
ゆるいに加えてだらけているのがだらだらということになります。