この記事では、「トッポギ」と「日本のお餅」の違いについて紹介します。
トッポギとは?
トッポギとは、カレトックという朝鮮半島のお餅を使った料理のことをいいます。
カレトックはうるち米から作られているお餅で、砂糖やコチュジャンなどの調味料を使い甘辛く煮つけた料理です。
トッポギは元々、宮廷料理として食べられていました。
肉や野菜と炒め合わせた炒め合わせた料理だったのです。
それが変化し、現在は庶民的な料理として食べられるようになりました。
屋台などでも販売されています。
日本でも韓国料理店等で提供されており、日本人にも馴染みのあるメニューです。
日本のお餅
日本のお餅は、もち米から作られる食べ物です。
お正月のお祝いに食べることが多く、餅つきを行ったりもします。
現在は工場などで製造されたお餅もスーパーマーケット等で販売されており、手軽に購入することができます。
また、お餅は神道や仏教のお供え物にすることも多く、節句など節目の時に食べられます。
お餅を使った料理には、お雑煮やお汁粉などがあります。
砂糖醤油をつけて食べたり、きなこを絡めて食べることもあります。
地域によっては、豆を入れた豆餅などもあります。
トッポギと日本のお餅の違い
トッポギは朝鮮半島のお餅であるカレトックを使った料理で、カトックと日本のお餅では使用している材料が異なります。
カレトックに使われるのはうるち米ですが、日本のお餅に使われるのはもち米です。
カレトックはうるち米を挽いてから蒸し、棒状にしたものをいいます。
うるち米を使っているので、日本のお餅のような粘りはありません。
お餅は粘りが強いので、良く伸びます。
そのためかみ切りにくかったり、飲み込みにくいということがあります。
日本のお餅は、窒息事故が多い食材です。
まとめ
トッポギは朝鮮半島のお餅を使った料理です。
うるち米が原料で、日本のお餅はもち米を原料としています。
粘りがあって伸びるのは日本のお餅です。