この記事では、「なりたい」と「目指す」の違いを分かりやすく説明していきます。
「なりたい」とは?
なりたいは、成りたいという表記もされる事がある言葉です。
そんななりたいは、自分が将来的に実現したい姿を表現したい時に使われる言葉となっています。
より具体的には、医師になりたい、とか、教師になりたい、という様に自分の目標や願望、夢を表現する際に利用されているのです。
もっともなりたいは、実際にその夢や目標を実現しようと行動を起こしていない場合でも、使用する事が可能な言葉となっています。
「目指す」とは?
目指すは、めざすと読むのが正解な言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、めとかめじるし等といった意味を持っている目の漢字に、もくひょうとする場所や位置といった意味を有する指すの文字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から目指すは、達成とか到達の目標とする、という意味を示すのです。
ただ漠然と夢として思い描くだけでなく、より具体的に行動に起こしていたり、起こす計画がある目標や目的に対して、この目指すの言葉が利用されています。
「なりたい」と「目指す」の違い
「なりたい」と「目指す」の違いを、分かりやすく解説します。
なりたいと目指すの文字表記を比べてみると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所がどちらの言葉も、夢や願望を語る際に駆使される事が多い言葉であり、用途の仕方には似ている部分があります。
とはいえ意味のニュアンスには違いも見られ、なりたいは、自分が将来なりたい人物像や就きたい職業について話す際に使用されますが、その目標に向け漠然と頭に思い描いているだけの段階でも使用出来るのです。
一方の目指すは、夢とか目標に対してどうやって実現するかを具体的に計画していたり、既にそうなろうと行動している段階で、用いるべき言葉となっています。
まとめ
2つの言葉には共通する文字はなく、読み方も似ている訳ではありません。
ですが共に、実現したい夢や目標を語る際に駆使される言葉同士です。
ただしニュアンスには相違点があり、なりたいは、その目標の実現を漠然と抱いている段階でも、利用される言葉となっています。
対する目指すは、目標実現のための具体的な計画を立てていたり、既に行動に移している段階で用いるべき言葉です。