この記事では、「くだらない」と「甲斐無い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「くだらない」とは?
くだらないは、動詞のくだるに、未然形かつ打ち消しの助動詞である、ないを付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそくだらないは、真面目に取り合う程の価値はないや、程度が低いので馬鹿らしいという意味を表すのです。
具体的には、くだらない話とか、くだらない理屈といった使い方を見掛ける事が出来ます。
「甲斐無い」とは?
甲斐無いは、かいないと読むのが正解な言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、した事の結果による効き目や行うだけの価値等の意味を持っている甲斐の漢字に、あるの打ち消しとか、ないという意味の無いの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から甲斐無いは、何かが行っただけの効き目や効果が現れないという意味を示すのです。
要するに、何かをした所で無駄である、という意味を表現する言葉となっています。
「くだらない」と「甲斐無い」の違い
「くだらない」と「甲斐無い」の違いを、分かりやすく解説します。
くだらないと甲斐無いの文字表記を比べてみると、くだらなと甲斐無という文字の違いがある事に気付けるものです。
逆に言えば最後のいの文字は同じであり、見た目はかなり違っている言葉同士となっています。
更に表現する意味にも似ている部分があるとはいえ違いがあるので、それぞれの言葉の意味を理解すれば問題なく使い分けを行える言葉の組み合わせです。
まずくだらないは、真面目に取り合う程の価値はない、という意味を表します。
一方の甲斐無いは、何かを行っただけの効き目とか効果はないや、値打ちがないという意味を示すのです。
まとめ
2つの言葉は共通する文字が1つだけあるものの、見た目は似てはいません。
加えて表現する意味も似ている所はありますが、ニュアンスには相違点が見られるため、それぞれの言葉の意味さえ把握すれば使い分け出来ます。
ちなみにくだらないは、程度が低くてばかばかしいや、真面目に取り合う程の価値はないという意味の言葉として使われているのです。
対する甲斐無いは、何かを行っただけの効果や効き目は得られないとか、取るに足りないという意味の言葉として用いられています。