「高速」と「光速」の違いとは?分かりやすく解釈

「高速」と「光速」の違いとは?違い

「こうそく」と聞くと何を思い出すでしょうか。

夏休みなどであれば「高速道路」の混雑が気になるでしょう。

昔のテレビ番組がお好きなら「高速エスパー」を思い浮かべるかもしれません。

この記事では、「高速」「光速」の違いを分かりやすく説明していきます。

「高速」とは?

「高速」とは、一般的には「普通の速度よりも速いこと」を示す言葉で、対義語は「低速」です。

英語でも「high speed」「高い」という文字が使われています。

どのくらい速いかは使用される状況によって違いますが、自動車では高速道路の時速100kmが、鉄道では、高速鉄道の時速200kmあたりが「高速」と言えるでしょう。


「光速」とは?

「光速」とは、その名の通り「光の速度のこと」を表す言葉で、真空中では秒速約30万kmです。

宇宙においてはこの速度よりも速いものは存在しないと言われています。

ガリレオ・ガリレイは遠く離れた2つのランプの光の到達時間を測定しようとしましたが当時の技術では不可能でした。

結局は天体の動きから、光の速度が導き出されました。

英語では「light speed」あるいは「speed of light」と言います。


「高速」と「光速」の違い

「高速」「光速」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉はいづれも「こうそく」と読みますが意味はまったく違います。

ここまで解説してきたように「高速」は普通より速いくらいの速さですが、「光速」は光の速さです。

この2つは、高速道路の「高速」を時速100kmとしても、「光速」の秒速30万kmとは雲泥の差です。

まとめ

この記事では「高速」「光速」について解説してきました。

アインシュタインの「特殊相対性理論」によれば、速く動く物体の時間は遅くなるとされています。

もし、「光速」に極めて近いスピードで移動すれば、「高速」で走る自動車に乗っている人より10倍も遅く年をとることになります。

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