この記事では、「ありえない」と「想像不可能」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ありえない」とは?
 現実的ではないと強く思うことを「ありえない」といいます。
 橋の外側を歩く人の姿を見たときおかしいと思うその様子に驚いたときの感情を言葉にするのです。
 まるで、頭が狂ってしまったのかと思う行動に飽きれてしまい、相手にしたくないと思う人が放つ言葉でもあります。
 他には、昨日まで海外にいた兄が目の前に立っていたり、一夜にして庭の木がすべて枯れてしまったなど驚愕する事実に驚く感情を表すのです。
「想像不可能」とは?
 頭の中で考えられないほど想像出来ないことを「想像不可能」【そうぞうふかのう】といいます。
 まったく見通しもできず、今後もありそうにもないことを指すのです。
 それほど普通に暮らしていれば経験することもなく、遭遇しないと思うとき絶対に想像できないと伝える言葉になります。
 主に、物の形や色、人の顔などまだ目にしていないものは頭の中で考えられない状況のとき使うわけです。
「ありえない」と「想像不可能」の違い
「ありえない」と「想像不可能」の違いを、分かりやすく解説します。
 まさか自分の身に想像がつかないことが目の前で起きたとき、「ありえない」と言います。
 どのように考えても信じられないと思うほどの出来事が起きたときに使う感情表現です。
 もう一方の「想像不可能」は、まだ自分が見たこともないので、絶対に色や形を頭の中に浮かばないと伝えるとき使います。
「ありえない」の例文
 ・『英語が話せない弟が、1人で海外留学するなんてありえない』
 ・『絶滅したはずの鳥が、庭の塀にとまっている姿はありえない』
「想像不可能」の例文
 ・『自転車で激しい流れの川を渡るなど想像不可能だ』
 ・『鷹や鳶が人間の子供を育てるなど想像不可能だ』
まとめ
 普通の感覚であれば、絶対に無理と感じたときに放つ言葉をご紹介しました。
 どのような場面で使うかに着目して、使いこなしてみましょう。



