この記事では、「遊ぶ」と「ざれ合う」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「遊ぶ」とは?
自分が心から楽しみたいと思って行動することを「遊ぶ」【あそぶ】といいます。
決まりもなく、自由にやれるものを自らが見つけて実行して楽しい気持ちにするのです。
「球遊び」して体を動かしたり、カードで戦うといった心からやって面白いと思うことであれば対象となります。
時間も気にせず、お金もさほどかけなくても気軽にできるものが対象になり、1人から数人集まって楽しい気持ちを共有するわけです。
「ざれ合う」とは?
ふざけた気持ちで相手と楽しむ行為が「ざれ合う」【ざれあう】です。
真面目な気持ちで混じり合うのではなく、楽しみたいときにだけさっと準備してやれる物を気軽に楽しみます。
擦れ合うという意味がある「ざれ」を使っていて、2つの物がこすれ合うという意味で使われている言葉です。
このように、相手にちょっかいを出したり、お互いに絡み合って擦れる状態を表します。
「遊ぶ」と「ざれ合う」の違い
ここでは「遊ぶ」と「ざれ合う」の違いを、分かりやすく解説します。
自由な発想で体を動かしてみたり、ゲームや玩具といった物で心から楽しい気持ちになることを「遊ぶ」といいます。
もう一方の「ざれ合う」は、ふざけた気持ちを強く相手にぶつけて動き、お互いに時間を共有するという意味で使われている言葉です。
擦れては楽しい気持ちをぶつけ合い、共有するという意味でも使われています。
また、反対に反発し合う相手と意見が合わずにぶつかり合うといった意味でも使われている言葉です。
「遊ぶ」の例文
・『子供と遊ぶときは怪我しないように考えた形状の物を選ぶ』
・『遊ぶ相手はいつも決まっていて、暗くなるまで球投げをする』
「ざれ合う」の例文
・『兄は決まって寝る前に5歳年下の弟の部屋に行ってざれ合う』
・『猫同士でざれ合う姿を見ていると楽しい気持ちになる』
まとめ
一緒に過ごすという意味がある言葉になりますが、お互いに楽しむか、それともふざけて交わるかの違いがあると覚えておくといいでしょう。