「長引く」と「手間取る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「長引く」と「手間取る」の違いとは?違い

この記事では、「長引く」「手間取る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「長引く」とは?

「長引く」「ながびく」と読みます。

意味は「あるものごとがはかどらず、終わるまでの時間が延びること」です。

進行中のものごとが、予定されていた時間で終わらず、終わるまで更に時間がかかることを表します。


「長引く」の言葉の使い方

「長引く」は動詞として「長引く・長引いた」「長引かせる」「長引いて夜になる」などと使われます。

「長」は形容詞「長い」の語幹で、「長く続くこと」という意味、「引く」「たぐり寄せる」「引き寄せ操って目ざす所に伴う」「長く伸ばす」という意味、「長引く」「時間的に長く続いて延びること」になります。

基本的に、今進行しているものごとが終わらず、時間が延びることに使われます。


「手間取る」とは?

「手間取る」「てまどる」と読みます。

意味は、「あるものごとが、予想したよりも時間や労力がかかること」です。

進行中のものごとが、複雑で時間がかかったり、やるべき作業が多かったりなどで、簡単に進まない様子を表します。

「手間取る」の言葉の使い方

「手間取る」は動詞として「手間取る・手間取った」「支度に手間取って遅刻する」などと使われます。

「手間」「そのことをするのに費やされる時間や労力」という意味、「取る」「手の中におさめる」「手に持って動かす」から転じて「そのことのために場所や時間などを必要とする」という意味、「手間取る」「そのことをするのに場所や時間、労力を必要とすること」になります。

基本的に、今進行しているものに時間や労力がかかり、中々終わらないことに使われます。

「長引く」と「手間取る」の違い

「長引く」「時間的に長く続いて延びること」です。

「手間取る」「そのことをするのに場所や時間、労力を必要とすること」です。

まとめ

今回は「長引く」「手間取る」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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