「試み」と「取り組み」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「試み」と「取り組み」の違いとは?違い

この記事では、「試み」「取り組み」の違いを分かりやすく説明していきます。

「試み」とは?

試みとは、ためしにやってみることをいいます。

やってみてどうなるのか、確かめるために行うことを表しています。

「試」という漢字には、「こころみる、ためす」といった意味があります。


「取り組み」とは?

取り組みとは、取り組むことや物事にあたることをいいます。

取り組むには、「全力で事にあたる、熱心にとりかかる、手を取り合う」といった意味があります。

また、取り組みは大相撲で使われていた言葉が広まったもので、組み合わせることを表す場合もあります。

お互いが組み合い、組み付くことを表していました。

現在も大相撲の組み合わせは取り組みと呼ばれています。


「試み」と「取り組み」の違い

試みはためしにやってみることで、取り組みは物事にあたったり熱心にとりかかったりすることをいいます。

取り組みには、試してみるというニュアンスはありません。

試みは、まだやったことがないことに対して使われることが多いです。

「試み」の例文

・『新しい試みは何かと上手く行かないことも多いが、やってみる価値はあると思う』
・『今回のプロジェクトは初めての試みなので、どんな反応が返ってくるか楽しみにしている』
・『喧嘩した彼女と仲直りしようという試みは失敗に終わった』
・『彼の試みは失敗したけれどアイディアは良かった』

「取り組み」の例文

・『できるだけゴミの量を削減する取り組みを地域全体で行っている』
・『君も田中さんの受験勉強への取り組み方を見習うべきだ』
・『環境を美化する取り組みの事例を紹介する』
・『横綱同士の取り組みはやはり見ごたえがある』

まとめ

試みはためしにやってみることで、新しいことを行う時などに使われる言葉です。

それに対して取り組みは物事にあたることや熱心にとりかかることで、大相撲の組み合わせを指す場合もあります。

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