「聞いた」や「言われた」は会話が耳に入ってきた時に使う言葉であり、ニュアンスが違います。
この記事では、「聞いた」と「言われた」の違いを分かりやすく説明していきます。
「聞いた」とは?
「聞いた」とは「聞く」という動詞に過去や完了の助動詞である「た」が付いた言葉です。
「聞いた」は話や会話、ニュースなどを既に聞き終わったことや、これが完了したことを表す時に使います。
「聞いた」は「聴いた」と書くことも可能であり、こちらは音楽などを聴き終わった時に使います。
「聞いた」はこれ以外にも存続や確認を表す時にも使うことが可能です。
「言われた」とは?
「言われた」とは他人から声を掛けられることや評価されることを表す時に使う言葉です。
「言われた」はこれ以外にも世間や一般常識などで用いられる定説や通説を示す時にも使います。
「言われた通り」は他人から指示や命令されたことをそのまましっかりとやることを表す時に使う言葉です。
「言われるがまま」は他人の命令を丸?みにして受け入れることを表す時に使う言葉です。
「聞いた」と「言われた」の違い
「聞いた」は話や会話、ニュースなどを聞き終わったことを表す時に使う言葉です。
「言われた」は他人から声を掛けられることや評価されることを表す言葉であり、色々な場面で使われています。
「聞いた」の例文
・『その都市伝説についてはまるで聞いたことがないので、ちょっと調べてみます』
・『噂に聞いたラーメン屋をついに発見したので早速行ってみたが、味噌ラーメンが絶品でした』
「言われた」の例文
・『彼は昔神童と言われたこともあったが、今となっては平凡なサラリーマンをやっています』
・『上司に言われた通りにやっていたら、自主性がないというアドバイスがあったので落ち込んでしまいました』
まとめ
「聞いた」や「言われた」は一般的な会話から仕事の場面まで幅広く使うことが可能な言葉です。
