この記事では、「メジャー」と「コンベックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メジャー」とは?
「メジャー」は日本語で言えば、巻き尺です。
長さを測るために用います。
使用されているのは布やビニールといった柔らかい素材で、その柔らかさから自由に曲げ使用することができます。
布やビニールには目盛りが降られていて、計測したいものに合わせ自由自在に形を変え計測することができます。
腹囲や胸囲を計測したい時は、「メジャー」を体に巻き計測します。
また、被服を作る際、体の細部まで「メジャー」を使用することで計測することができます。
測り終わった後は、手元のボタンを押しテープを収納します。
一般的に「メジャー」の目盛りはメートル単位ですが、和裁特有の「メジャー」の場合、鯨尺が用いられ、長さ1寸相当の1/26. 4メートル刻みの目盛りの「メジャー」があります。
「コンベックス」とは?
「コンベックス」は日本語で言えば、巻き尺です。
長さを測るために用います。
使用されているものは金属です。
そのため、自由に曲げることは難しいといった特徴があります。
主に建築や工作などに用いられ、「コンベックス」の場合、自立する点が大きなメリットになっています。
計測するために「コンベックス」のテープを引き出すと、自立してくれ、採寸がしやすくなっています。
「コンベックス」のテープ先端には金具がついていて、その金具を測りたいものに引っかけることで、一人でも問題なく計測することが可能です。
また、テープから手を離すことで勝手にテープを収納することができます。
「メジャー」と「コンベックス」の違い
同じ巻き尺でも、使用用途やテープの素材に大きな違いがある「メジャー」と「コンベックス」。
「メジャー」は主に裁縫や体のサイズを測る際に使用される巻き尺で、テープは布またはビニールで作られています。
そのため、体に傷を付けるといった心配もなく安全に使用することが可能です。
一方、「コンベックス」は主に建築や工作で使用される巻き尺です。
テープは金属でできているため、手などを切らないように注意する必要があります。
まとめ
以上が、「メジャー」と「コンベックス」の違いです。