「話し合い」と「議論」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「話し合い」と「議論」の違いとは?違い

この記事では、「話し合い」「議論」の意味や違いを判りやすく説明していきます。

「話し合い」とは?

参加した人達がどのようにして問題が起きたのか把握して、どう解決すればいいか話すことを「話し合い」【はなしあい】といいます。

例えば、浮気した妻と今後どのようにするか具体的な案を出してはお互いに納得いくまで話すのです。

離婚するのか、このまま夫婦生活を続けるか、別居の形をとるなど色々な提案しては1番最適な解決方法を選びます。


「議論」とは?

自分なりの意見を相手に伝えて、そこから深く論じていき、誰に従えばより最適な結果に繋がるか提案するのが「議論」【ぎろん】です。

より良い結果が出るよう戦わせて意見を出し合い、問題解決につなげていきます。

また、重要な問題点について取り上げて、解決すべき論点に着目しつつ考える内容を理論的に伝えて、結論を出す場として職場で取り入れているわけです。


「話し合い」と「議論」の違い

「話し合い」「議論」の違いを、分かり易く解説します。

懸念される問題について複数の人が集まり、それぞれの提案を出し合い最適な解決方法を出すのが「話し合い」です。

誰もが異論なく、合意するため話しては問題解決できるよう真剣に話すのです。

もう一方の「議論」は、問題を理論的に出し合って戦うように論点を踏まえて解決するための策を出し合います。

「話し合い」は日常的に行なわれますが、「議論」は難しい問題を取り上げる場で行なわれるところが違う点です。

「話し合い」の例文

・『赤字続きの工場を今後どのようにするか話し合った』
・『本音で話し合える場を設けて、問題の解決を目指した』

「議論」の例文

・『各国の代表者を集めて、気温上昇の解決策について議論した』
・『環境汚染と人口増加の因果関係について朝まで議論した』

まとめ

複数の人達と問題解決について具体的に話しますが、日常的な問題を話すか、大きな課題について解決策を見いだすかの違いがあると覚えるといいでしょう。

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