この記事では、「話される」と「言いふらされる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「話される」とは?
「話す」は「言葉で相手に伝える」、「告げる」、「語る」、「相談する」、「話し合う」、「交際する」などの意味を含める言葉です。
そして、「される」は「するの尊敬語」や「するの受身形」、「するの可能の意」を表す言葉です。
したがって、「話される」は「話すの尊敬語」や「話すの受身形」、「話すの可能の意」という意味を表すのです。
「話される」の使い方
「話される」は「話すの尊敬語」や「話すの受身形」などとして使われています。
「言いふらされる」とは?
まず、「言いふらす」は「世間に広く知れ渡るように言うこと」という意味を表す言葉です。
そして、「言いふらされる」はその「言いふらす」を受身形にした言葉になります。
「言いふらされる」の使い方
「言いふらされる」は「言いふらす」の受身形として使われています。
「話される」と「言いふらされる」の違い
まず、「話される」は「話すの尊敬語」や「話すの受身形」、「話すの可能の意」を表す言葉です。
一方、「言いふらされる」は「言いふらす」の受身形です。
受身形の言葉として見た場合、「話される」と「言いふらされる」は近しいニュアンスを表していると言えるでしょう。
「話される」の例文
・『2人だけの秘密にしておいたことが話される』
・『内部の者しか知り得ないような情報が話される』
・『ずっと秘密にしていたことが10年後に話される』
・『内部リークによって会社の闇がマスメディアに話される』
「言いふらされる」の例文
・『事実無根の情報が誰かによって言いふらされる』
・『私はやっていないのに犯人は私だと言いふらされる』
・『私と彼女が恋人関係にあることを言いふらされる』
・『私が陰口を言っているという噂が言いふらされる』
まとめ
受身形の言葉で見た場合、「話される」と「言いふらされる」は近しい意味合いを表す類義語の関係に当たるということでした。