この記事では、「来賓席」と「関係者席」の違いを分かりやすく説明していきます。
「来賓席」とは?
「来賓席」は「らいひんせき」と読みます。
意味は、「式典や会合、イベントなどに、招待されてやって来たお客に用意された席のこと」という意味です。
卒業式や運動会、授賞式など、大きな式典がある時に、直接参加資格を持っている人の他に、議員や地元の名士などをお客様として招待することがあります。
その様な人達のために設けられた席のことです。
「来賓席」の言葉の使い方
「来賓席」はビジネス用語、マナー用語として「来賓席が埋まる」「来賓席に市長が座る」などと使われます。
「来」は「く(る)」とも読み「こちらにくる」「近づいてくる」という意味、「賓」は「まろうど」とも読み「大切に扱われる客」という意味、「席」は「すわる場所」「会合などの場」という意味、「来賓席」で「来場する予定の大切なお客様がすわる場所」になります。
基本的に、外部の人として招待された人に使われる言葉です。
「関係者席」とは?
「関係者席」は「かんけいしゃせき」と読みます。
意味は、「式典や会合、イベントなどで、運営に関わる人たちのために用意された席のこと」という意味です。
その式典やイベントのスタッフや、スポンサーとなった企業の人達、公式に招いた報道関係の人達など、運営に貢献した人たちのために設けられた席のことです。
「関係者席」の言葉の使い方
「関係者席」は、ビジネス用語、イベント用語として「関係者席に案内される」「関係者席で観戦する」などと使われます。
「関係」は「二つ以上の物事が互いにかかわり合うこと」という意味、「者」は「もの」とも読み、「行為や状態の主体となる人」という意味、「席」は「すわる場所」「会合などの場」という意味、「関係者席」で「運営に何らかのかかわりがある人のすわる場所」になります。
基本的に、内部の人と見なされている人に使われる言葉です。
「来賓席」と「関係者席」の違い
「来賓席」は「来場する予定の大切なお客様がすわる場所」です。
「関係者席」は「運営に何らかのかかわりがある人のすわる場所」です。
まとめ
今回は「来賓席」と「関係者席」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。