この記事では、「冷えピタ」と「熱さまシート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「冷えピタ」とは?
ライオン株式会社から発売されている冷却ジェルシートが「冷えピタ」です。
ジェルに含まれる水分が蒸発する際の気化熱を応用して、冷感を得ることを目的とした商品です。
薬とは違い、鎮痛や解熱の効果はないとされ、あくまで冷却による爽快感や、痛みの緩和が期待できるものです。
「冷えピタ」は上手く使えば最大8時間の冷却効果を得ることができ、ハーブ香料やメントール配合シリーズは、さわやかで心地よいひと時を過ごせることから、人気の商品となっています。
「熱さまシート」とは?
小林製薬から発売されている冷却ジェルシートが「熱さまシート」です。
こちらも、ジェル内の水分蒸発による気化熱の応用で、冷却効果を得る商品です。
薬の成分は配合されておらず、鎮痛解熱を狙った商品ではありませんが、おでこなどに貼ることで、冷たくて気持ちよく、副交感神経を刺激して苦痛を和らげる効果が期待できます。
無香料無着色商品をラインナップすることで、赤ちゃんから大人まで幅広い客層から愛用されています。
「冷えピタ」と「熱さまシート」の違い
1994年10月に、小林製薬が「熱さまシート」を発売し、夜の子供の発熱時などに、おでこに貼ってあげることで、冷却効果で楽になり気持ちよく眠りにつかせることが期待できる商品として話題になりました。
その後、ライオンが「冷えピタ」を発売した経緯があります。
共に発売当初から人気を博し、現在では海外でも人気商品となっているほどです。
「冷えピタ」は「ボディ用」としてラインナップがあり、おでこはもちろんのこと、脇や首筋に貼って使うことも出来ます。
ただし、どちらも体温を下げたり頭痛などを鎮めたりは期待できません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「冷えピタ」と「熱さまシート」は、どちらも冷却ジェルシートで人気の商品です。
暑い季節になると、受験生がおでこに貼って、勉学に勤しむ姿も見聞きするようになりました。
それぞれの商品の特徴を生かした使い方を見つけて、快適に過ごせるといいですね。