この記事では、「メバチマグロ」と「キハダマグロ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メバチマグロ」とは?
メバチマグロはマグロの中では中型で、熱帯や温帯の海域に幅広く分布しています。
目が大きくてぱっちりしていることからメバチ(目鉢)マグロと名前が付きました。
身は鮮やかな赤色をしており、刺身や寿司としてよく食べられています。
メバチマグロは地域によって、バチやメブト、シビといった名前で呼ばれることもあります。
国内に流通しているマグロのうち3割を占めています。
養殖は行われていないので流通しているメバチマグロは全て天然物ですが、世界的な和食ブームなどもあって需要が高まっており個体数は減少傾向にあります。
「キハダマグロ」とは?
キハダマグロもマグロの中では中型で、熱帯や亜熱帯の海域に広く分布しています。
体の色が黄みを帯びており、背びれや尻びれが鮮やかな黄色をしていることからキハダ(黄肌)マグロと呼ばれるようになりました。
日本では主に西日本を中心に食べられており、ツナ缶などの原料にもなります。
脂肪分が少なく、刺身や寿司以外では唐揚げや天ぷら、ステーキなどにして食べたりもしますまた、ハワイではポキの材料になる魚として知られています。
「メバチマグロ」と「キハダマグロ」の違い
メバチマグロもキハダマグロも中型のマグロです。
目が大きくてぱっちりしているのがメバチマグロで、体が黄みを帯びているのがキハダマグロになります。
どちらも脂肪は少ないのですが、キハダマグロの方がより脂肪が少なくあっさりしています。
そのためキハダマグロは寿司には向かないといわれることもあり、ツナ缶などに加工されることが多いです。
メバチマグロは回転寿司の赤身としてよく食べられています。
まとめ
目が大きくてぱっちりしているのがメバチマグロで、体が黄みを帯びているのがキハダマグロです。
キハダマグロの方がメバチマグロよりもあっさりしています。