この記事では、「届いてます」と「届いています」の違いを分かりやすく説明していきます。
「届いてます」とは?
まず、「届く」には「ある所にまで至り付くことや達すること、及ぶこと」、「送った品物が郵便物が相手の所に着くこと」、「注意などが十分に行き渡ること」、「行き届くこと」、「願い事が叶うこと」や「気持ちが通じること」を意味する言葉です。
その「届く」を変化させた語が「届いている」であり、「届いている」をですます調にした敬語表現が「届いてます」です。
「届いてます」の使い方
「届いてます」は「届いている」をですます調にした敬語表現として使われています。
「届いています」とは?
「届いています」も先述した「届いてます」と同じく、「届いている」をですます調にした敬語表現になります。
「届いています」の使い方
「届いています」は「届いている」をですます調にした敬語表現として使われています。
「届いてます」と「届いています」の違い
「届いてます」は口語的な表現であるため、本来であれば「届いています」が正しい表現となります。
したがって、目上の相手やビジネスシーンで「届いてます」を使用すると相手に失礼な印象を与える可能性があるため、必ず「届いています」を使用するようにしましょう。
また、書面で書き記す場合も「届いてます」を使用すると不適切となるので、必ず「届いています」と書くように注意しましょう。
「届いてます」の例文
・『通信販売会社から新しいメールが届いてます』
・『今日の昼頃に郵便物が届いてます』
「届いています」の例文
・『○○様よりお手紙が届いています』
・『お客様より応援のメールがたくさん届いています』
まとめ
「届いてます」は口語的な表現であるため、「届いています」が正しい表現であるということでした。
かしこまった場面や書面で記す場合に「届いてます」を使用すると不適切となります。
したがって、なるべく「届いています」の方を使用するのが無難であると言えるでしょう。