物が多く存在することを表す言葉には「満載」や「多量」があります。
この記事では、「満載」と「多量」の違いを分かりやすく説明していきます。
「満載」とは?
「満載」とは荷物や人を荷台やトラックなどに多く乗せることを表す言葉です。
「満載」はこれ以外にも記事や読み物、コンテンツなどを多数載せることを表す時にも使うことが可能です。
この言葉に使われている「載」は物を乗せることや印刷物に記す意味の漢字です。
「見どころ満載」とは記事やコンテンツに見る価値があることをアピールする時に使います。
「多量」とは?
「多量」とは分量が多いことを表す言葉です。
「多量」は分量が多いさまや状態を表す時にも使うことが可能です。
「多量」の類義語には「多数」がありますが、こちらは人や物の数が多いことや集団内における大部分を表す時に使います。
「出血多量」とは怪我や事故によって出血が非常に多い状態を表す言葉であり、素早い治療や輸血する必要があります。
「出血多量」は出産時に発生することもあり、迅速な処置や治療が必要です。
「満載」と「多量」の違い
「満載」とはものや情報などがいっぱい詰まっていることを表す言葉です。
「多量」は分量が多いことを表す言葉であり、目一杯詰まっている必要はありません。
また数量が多い時は「多数」を使います。
「満載」の例文
・『その攻略本はボリューム満載の内容であり、色々なインタビューも掲載されていて最高でした』
・『お手頃価格で満載なコースメニューだったので、とても満足しました』
「多量」の例文
・『真犯人は逃走中に出血多量で死亡したことが明らかになりました』
・『事件現場には多量の血が流れており、鑑識が入念に調査していました』
まとめ
「満載」は特定の場所に人やものが詰まっていることや、情報やコンテンツなどが多く載せてあることを表す言葉です。
「多量」は分量が多いことを表す言葉であり、数量が多い時は「多数」を使います。