「取り組む」と「励む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「取り組む」と「励む」の違いとは?違い

この記事では、「取り組む」「励む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「取り組む」とは?

物事に精を出して実行することを「取り組む」【とりくむ】といいます。

互いに力を出して組み合うという意味の言葉であり、勝負に勝つために特訓するのです。

使い方は、「新しい開発に取り組む」といって与えられた使命を胸に、集中して挑むという意味になります。

「取り組む」ときは真剣に行なうのが大事なことであり、素晴らしい結果をもたらすように励むのです。


「励む」とは?

与えられたことに喜びを感じつつ、集中して作業する気持ちを「励む」【はげむ】といいます。

「仕事に励む」といえば、お金を稼ぐ楽しさを噛み締めつつ、職務をまっとうできるように遂行するのです。

ただ仕事に取り掛かるのではなく、気力を持ち、奮い立たせるように努力するといった意味で込められています。

熱心に物事を遂行するため熱を持って行なうわけです。


「取り組む」と「励む」の違い

ここでは「取り組む」「励む」の違いを、分かりやすく解説します。

汚水問題や現実に目を向けて、真剣に挑む行為を「取り組む」といいます。

最近は物価の上昇を食い止めるため解決方法を考えたり、若者の失業が増えている問題に「取り組む」のです。

もう一方の「励む」は熱心に仕事して、精を出すという意味で使われています。

やる気を奮い立たせて前向きに物事へ取り組み、全力を出し尽くして頑張る行為を指すのです。

「取り組み」の例文

・『津波で失われた町の再生に取り組む彼女を応援したい』
・『家出少女が増えないように警察は補導に取り組む』

「励む」の例文

・『日夜勉強に励む弟を応援するため服や食べ物を買ってあげた』
・『相撲の練習に励む力士は、高度な技で相手を倒して横綱になった』

まとめ

自らが目的を持って物事に挑むとき使う言葉ですが、真面目に「取り組み」結果を出すか、徹底して力を発揮できるよう努力するという違いがあると覚えておくといいでしょう。

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