「車載カメラ」と「ドライブレコーダー」の違いとは?分かりやすく解釈

「車載カメラ」と「ドライブレコーダー」の違いとは?違い

「車載カメラ」「ドライブレコーダー」はどちらも車に搭載する記録装置ですがどのような違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「車載カメラ」「ドライブレコーダー」の違いを解説します。

「車載カメラ」とは?

「車載カメラ」とは、「車両に搭載する撮影用のカメラ」を指す言葉です。


「車載カメラ」の使い方

動画撮影に用いるカメラのうち車に搭載するものを指します。

通常のカメラによりも振動に強いなど走行中でも映像を撮影できるように設計されていますが、アクションカメラのような本来車載用として製造されていないカメラを「車載カメラ」として用いることもあります。

車に搭載するカメラ全般を指す言葉なので走行中の風景を映すカメラも、防犯目的でバスの車内などを移すために搭載されるカメラもどちらも「車載カメラ」です。


「ドライブレコーダー」とは?

「ドライブレコーダー」とは、「運転状況を撮影するための記憶装置」です。

「ドライブレコーダー」の使い方

主に事故の様子を撮影するために取り付けられる記録装置で、走行中の車の様子をリアルタイムで記録し万が一の事故時に証拠として使える映像や音声を保存します。

交通事故では当事者同士の証言が食い違うことも多く証拠がないために争いが長引くことがありますが「ドライブレコーダー」で証拠となる映像記録を保存しておくことで交通トラブルの責任がどちらにあったのかを客観的に証明できる証拠映像保存用の装置です。

「車載カメラ」と「ドライブレコーダー」の違い

車に搭載するカメラが「車載カメラ」、運転の様子を記録するのが「ドライブレコーダー」です。

一般的には同じような意味で使われていますが「車載カメラ」は運転記録用のカメラだけではなく車内の様子を移すカメラも含むのに対し、「ドライブレコーダー」は交通トラブルに備えて運転記録を保存する装置を指すという違いがあります。

「車載カメラ」の例文

・『車載カメラが運転手の顔を撮影している』
・『車載カメラで迫力ある走行映像を撮影できた』

「ドライブレコーダー」の例文

・『事故の瞬間はドライブレコーダーに記録されている』
・『ドライブレコーダーの映像が決定的な証拠になった』

まとめ

「車載カメラ」「ドライブレコーダー」はどちらも車用の撮影装置ですが使用目的によって区別されています。

自分で取り付けられる製品も発売されているのでまだ使っていない方は交通トラブルに備えるためにも導入を検討してみてください。

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