「お悔やみ」と「香典」の違いとは?分かりやすく解釈

「お悔やみ」と「香典」の違いとは?違い

この記事では、「お悔やみ」「香典」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お悔やみ」とは?

「お悔やみ」とは故人が亡くなったことを悲しみ弔うための言葉です。

お葬式に参列して直接お悔やみの言葉を故人に掛ける他に、お葬式に参列できない場合はメールや電報でお悔やみの言葉を送ることもあります。

お葬式に参列できなかった場合には後日金品をお供えしに行ったり送ったりすることもあり、その時に手紙の形で添えて伝えることもありますが、お悔やみはあくまでも弔いの言葉であり、お供えする金品とは別物です。


「香典」とは?

「香典」とは死者にお供えする金品です。

典は供えるという意味で使われている漢字で、日本の歴史的にはお葬式ではお香をお供えしていましたが、そのお香の代わりにお供えするものという意味で香典と言います。

現在ではお葬式でお香を供えることはなくなりましたが、現在でも香典を渡すのはお香を供えるかその代金となるような金銭あるいは品物を渡すかという文化の名残です。

お葬式に参列できなかった場合後で手紙と金銭という形で遺族に送ることもありますが、手紙がお悔やみであり金銭が香典になります。


「お悔やみ」と「香典」の違い

「お悔やみ」「香典」の違いを、分かりやすく解説します。

故人を悼み弔うために掛ける言葉が「お悔やみ」で、故人にお供えするためのお香の代わりに供える金品が「香典」です。

お葬式に参列する代わりに手紙と金銭を送る場合、口から出す声の代わりに文字にした言葉である手紙が「お悔やみ」にあたり、金銭のみが「香典」にあたります。

まとめ

「お悔やみ」は弔いの言葉だけを指す言葉であり、「香典」はお香の代わりにお供えする金品だけを指す言葉と考えればまるで違うものだと認識できるようになるでしょう。

お葬式に参列できず金銭に手紙を添えて送る形で済ませることもありますが、その場合でもお悔やみと香典の定義は変わらず、添えた手紙が「お悔やみ」で金銭の方が「香典」として両方を一度にまとめて送ったことになります。

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