「オールドローズ」と「イングリッシュローズ」の違いとは?分かりやすく解釈

「オールドローズ」と「イングリッシュローズ」の違いとは?違い

この記事では、「オールドローズ」「イングリッシュローズ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「オールドローズ」とは?

「オールドローズ」とはバラの中でも原種のバラを親に持つ品種の総称です。

1867年に品種改良でモダンローズと呼ばれる新しいカテゴリーのバラが生み出される以前に生み出されたバラがオールドローズとして扱われます。

花弁の形が多かったりより複雑であったり花の香が強いのが特徴です。

しかし品種改良がそれほど進んでいないので病気に弱いため育てるのが難しいですし、オールドローズはほとんどが4月から6月にしか咲かない一季咲きなため花を楽しめる時期が短くなります。


「イングリッシュローズ」とは?

「イングリッシュローズ」とはそれまでのバラの欠点を無くすように作られたバラの品種の総称です。

イングリッシュローズが生まれるまではバラはオールドローズとモダンローズに分かれ、オールドローズは病気に弱く年中花を楽しめず、モダンローズは花の形が比較的シンプルで香りも弱いという難点がありました。

オールドローズとモダンローズをかけ合わせることで両者のいいとこ取りをして、豪華でいい香りの強い花と病気への耐性や四季咲きの特性を併せ持つ品種として生まれたのがイングリッシュローズです。


「オールドローズ」と「イングリッシュローズ」の違い

「オールドローズ」「イングリッシュローズ」の違いを、分かりやすく解説します。

原種に近く歴史が古い品種のバラが「オールドローズ」で、オールドローズとモダンローズをかけ合わせたバラが「イングリッシュローズ」です。

「オールドローズ」は病気への耐性の低さや一季咲きという難点がありますが、「イングリッシュローズ」は病気にも強く四季咲きの特徴を持ちます。

まとめ

古き良きゴージャスで香り高い花を持つ品種が「オールドローズ」で、オールドローズの持っていた難点を新種との掛け合わせで克服させた品種が「イングリッシュローズ」と言えます。

オールドローズは美しいものの育てるのが難しいので、自分で育てるのならばイングリッシュローズの方が簡単でしょう。

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