「遮る」と「妨げる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「遮る」と「妨げる」の違いとは?違い

この記事では、「遮る」「妨げる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「遮る」とは?

照明や強い日差しが当たるのを防ぐため、手や板で途中を邪魔することを「遮る」【さえぎる】といいます。

あまりにも西日が強いときは太陽光線が畳みや床に直接当たらないよう簾を窓側に掛けたり、カーテンで防ぐのです。

また、外から見え難くして覗かれないようにするため透けないカーテンを掛けたり、暖簾で見え難くします。


「妨げる」とは?

発言する者の話を何らかの方法で防ぐことを「妨げる」【さまたげる】といいます。

このように、「発言を妨げる」理由には秘密にしていたことを話す恐れがある場合に使われている言葉です。

また、外部に知られてはまずい内容を話さないように妨害するとき声をかぶせて人々に聞こえないようにしたり、檀上から下ろします。

使い方は、「発言を妨げない」というように、話そうとする人を邪魔しないようにするのです。


「遮る」と「妨げる」の違い

ここでは「遮る」「妨げる」の違いを、分かりやすく解説します。

日光の日差しで家具や畳が日焼けしないようにするため、カーテンや簾、雨戸などで遮断することを「遮る」といいます。

舞台なら公演が終わったとき幕で客から俳優が見えないようにして、作品が終わったことを知らせるのです。

もう一方の「妨げる」は、人に知られてはいけない事柄を話しそうになった人を声や行動で妨害して、それ以上喋らないようにします。

「遮る」の例文

・『眩しい太陽光線を遮るため、高い木を植えて対策を施した』
・『若手の政治家が余計なことを言いそうになったので、司会者が遮る』

「妨げる」の例文

・『企業秘密を話す恐れがある社員の話を妨げるよう指示した』
・『嫌いな政治家が壇上に上がったとき、司会者に妨げるよう伝えた』

まとめ

悪い結果にならないように阻止する方法を2つ取り上げました。

実際に画像や動画などでどのように遮ればいいか、妨げるか調べてみるといいでしょう。

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