「留年」と「休学」の違いとは?分かりやすく解釈

「留年」と「休学」の違いとは?違い

この記事では、「留年」「休学」の違いについて紹介します。

留年とは?

留年とは、学校に在籍している児童や生徒、学生が何らかの理由によって進級や卒業をせずに同じ学年を繰り返すことをいいます。

公式には原級留置といいますが、留年という言葉の方が一般的です。

また、落第ということもあります。

留年の扱いは学校によっても差があります。

高校の場合には取得単位数が不足していたり、成績不良などによって留年となりますが、クラブ活動や他の科目の成績などを含め総合的に判断されることが多いです。

大学の場合には、取得した単位数が一定の基準に達しない場合に自動的に留年となることが多いです。


休学とは?

休学とは学校に在籍している児童や生徒、学生が、一定期間授業を受けない状態にあることをいいます。

病気や怪我が理由の場合もありますし、経済的な事情でやむを得ず休学することもあります。

海外留学をするためとか、長期インターンシップを経験するためなどポジティブな理由で休学したりもします。

休学している期間は在籍期間に含まれないので、その分の授業料を支払う必要はありません。

ただし、学校によっては施設設備費などの費用を支払わなけれならないこともあるようです。


留年と休学の違い

留年は取得単位数の不足などで同じ学年を繰り返すことで、休学は学校の許可を得て一定期間休むことです。

留年の場合には在籍期間に含まれるので、授業料は支払わなければなりません。

休学の場合には在籍期間には含まれないので、授業料は免除されることが多いです。

ただし、学校によっては施設設備費などの費用を支払わなければいけないところもあります。

それから大学の場合、在学限度期間にも差があります。

留年は8年ですが、休学は4年が最長です。

まとめ

同じ学年を繰り返すのが留年で、休学は学校の許可を得て一定期間休むことです。

留年は在籍期間に含まれますが、休学は在籍期間に含まれません。

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