物事や時間がぴったりなことを表す言葉には「ちょうど」や「たった今」があります。
この記事では、「ちょうど」と「たった今」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ちょうど」とは?
「ちょうど」とはある基準に適していることや過不足がなく一致していることを表す言葉です。
「ちょうど」はこれ以外にも行動や物事が目的や期待に合っていること、行為が現在発生していることを表す時にも使います。
「ちょうど」は漢字で「丁度」と書き、同音異義語である「調度」は日常的に使う道具や家具を表します。
「ちょうど」は平仮名も漢字どちらも同じように使うことが可能です。
「たった今」とは?
「たった今」とは今すぐにや即時にという意味で使われる言葉です。
「たった今」は漢字の「只今(だたいま)」の音が変化したものという説があり、こちらの言葉も色々な場面で使われています。
「ただいま」は今すぐにという意味以外にも自宅などに帰ってきた時の挨拶としても使うことが可能です。
「たった今」の類義語には「ついさっき」があります。
「ちょうど」と「たった今」の違い
「ちょうど」はある基準に達していることや目的や期待に合っていることを表す時に使います。
「たった今」は今すぐにという意味の言葉であり、「只今」という言葉の音が変化したものとされています。
「ちょうど」の例文
・『ちょうどパイが焼けたところなので一休みしましょう』
・『ちょうどその時はトイレに入っていたので、大事な荷物を受け取れませんでした』
「たった今」の例文
・『たった今ゴールインしたマラソン選手が突然倒れ込み、試合会場は驚き包まれた』
・『たった今現場に到着した刑事はあまりにも酷い犯行現場にしかめっ面をしました』
まとめ
「ちょうど」や「たった今」は今発生した時を表す時に使う言葉です。
「ちょうど」はこれ以外にも様々な基準に達していることや、目的や期待に適していることを表す時に使います。
