この記事では、「パーカー」と「フ―ディー」の違いを分かりやすく説明します。
パーカーとは?
パーカーとは、日本では首元に頭を覆うためのフードが付いているスウェットのことをいいます。
本来はフード付きの防寒着のことを指す言葉で、トナカイやアザラシといった動物の皮で作られたフードが付いています。
英語だと「Parka」ですが、元々はロシア北部の言葉で、動物の皮という意味があります。
現在も海外では、パーカーというと毛皮つきの防寒着を指します。
日本ではパーカーというと防寒着ではなく、フードつきのスウェットを指すのが一般的です。
フ―ディーとは?
フ―ディーとはフードつきのスウェットのことをいい、日本ではパーカーと同じものをいいます。
元々、フ―ディーはアメリカで労働者向けの作業着として作られました。
現在はカジュアルファッションとして一般的に着られています。
1976年に大ヒットした映画「ロッキー」で、主人公がトレーニングの際に身に着けていたことから普及しました。
日本でも1990年代頃から広まり、現在は子どもからシニアまで幅広く着用されています。
ヒップホップファッションとして普及しました。
フ―ディーには、羽織るタイプのジップアップタイプと頭からかぶるプルオーバータイプの2種類があります。
パーカーとフ―ディー
パーカーとフ―ディーは、日本ではどちらもフード付きのスウェットのことを指しています。
そのため特に違いはなく、全く同じものです。
ただし、海外ではパーカーというと、毛皮付きの防寒着を指します。
日本ではパーカーという名称の方が一般的で、あまりフ―ディーという言い方はしません。
ただし、メーカーによってはパーカーではなく、フ―ディーとして販売していることもあります。
まとめ
パーカーとフ―ディーは、日本では同じものです。
海外ではパーカーは毛皮でできたフードがついた防寒着で、フ―ディーはフード付きのスウェットを指します。