この記事では、「ノスタルジーを感じる」と「ノスタルジーな気持ち」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ノスタルジーを感じる」とは?
懐かしいと思う気持ちを実感するといった意味があるのが「ノスタルジーを感じる」【のすたるじーをかんじる】です。
自分の肌で触れたとき、どのように思うかといった意味がある「感じる」と、「懐かしさ」という意味合いのノスタルジーを掛け合わせた言葉です。
この2つの言葉から「懐かしさを肌で感じる」といった意味になるわけです。
例えば、子供の頃に使っていた人形を頬に当てたとき、懐かしく感じるその状態を表します。
「ノスタルジーな気持ち」とは?
懐かしい気持ちに包まれる心の状態を表すのが「ノスタルジーな気持ち」【のすたるじーなきもち】です。
懐かしいという意味がある「ノスタルジー」と、心理状態を示す「気持ち」を掛け合わせた言葉であり、目の前の光景を見ただけで昔を思い出しては嬉しくなるのはまさにこの言葉の意味になります。
このように、自分が何かを見たり、聞いたりしたとき懐かしさがこみ上げる状態を指すわけです。
「ノスタルジーを感じる」と「ノスタルジーな気持ち」の違い
「ノスタルジーを感じる」と「ノスタルジーな気持ち」の違いを、分かりやすく解説します。
懐かしさを肌で感じることを「ノスタルジーを感じる」といいます。
子供の頃に使っていた筆記用具を手に持ったとき、よく机に向かって勉強していたその当時を思い出し、懐かしい気持ちになるのであればそれが肌で感じる懐かしさになるのです。
もう一方の「ノスタルジーな気持ち」は懐かしいと感じる風景や光景、写真を見たとき感じる人の心の状態を指します。
「ノスタルジーを感じる」の例文
・『実家に帰省したとき、学習机の前に座るとノスタルジーを感じた』
・『祖母とよく行った温泉に浸かると強くノスタルジーを感じる』
「ノスタルジーな気持ち」の例文
・『漁師町に降り立つと、どこかノスタルジーな気持ちに包まれた』
・『子供の頃の恩師と会話しているとノスタルジーな気持ちになる』
まとめ
とても似ている言葉ではありますが、少し意味が異なりますので、自分なりにどのようなときどちらを使えばいいか見比べて使いこなしてみるといいでしょう。