「ブースト」と「ブースター」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ブースト」と「ブースター」の違いとは?違い

「ブースト」「ブースター」ではどのように意味が異なるのでしょうかこの記事では、「ブースト」「ブースター」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ブースト」とは?

「ブースト」とは、「押し上げて増すこと」を意味する言葉です。

英語の「boost」に由来するカタカナ語で「boost」は売上の増大や価格の上昇、成長の押し上げなど現在の状態からからさらに上方向への変化を意味します。

日本語の「ブースト」もほぼ同じ意味合いで使われる言葉です、速度を増したり勢いを強めたりさらに頑張ったりなど、押し上げて増加する様子を表す言葉として広く使われています。


「ブースター」とは?

「ブースター」とは、「押し上げて増加させる機能を持つもの」を指す言葉です。

それを使うことで現状よりもさらに勢いが増し増加する作用を及ぼすものを指します。

エンジンに追加燃料を供給して出力を上げる装置や意欲を引き出してパフォーマンスを向上させるカンフル剤など、現状に拍車をかけより上方向へと移動させる役割を果たすものが「ブースター」に当たります。


「ブースト」と「ブースター」の違い

「ブースト」「ブースター」の違いを、分かりやすく解説します。

「ブースト」が押し上げて増す作用を意味する言葉なのに対し「ブースター」は押し上げて増す機能を持つものを指す、という違いがあります。

自動車を例にすると現状のスピードからさらにスピードを加速させる行為が「ブースト」に当たり、さらに速度を高める機能を持つターボチャージャーが「ブースター」に当たります。

テレビのアンテナの場合は弱くて映らない電波の強度を高める行為が「ブースト」で、電波を増幅して強度を高める機能を持つ装置が「ブースター」です。

「ブースト」の例文

・『終盤にブーストをかける』
・『ブーストで一気に抜き去る』

「ブースター」の例文

・『ブースターのスイッチを入れる』
・『テレビアンテナ用のブースター』

まとめ

「ブースト」「ブースター」は作用とその作用をもたらすものの関係です。

何を表す言葉なのかを正しく理解して使い分けましょう。

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