この記事では、「養育費」と「教育費」の違いを分かりやすく説明していきます。
「養育費」とは?
「養育費」は「よういくひ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「親が子供を育てる為に必要とする金銭のこと」という意味です。
2つ目は「法律用語で、離婚した父母のうち、子供を育てる者が、自立するまでかかる費用を一方の親に請求すること」という意味です。
「養育費」の言葉の使い方
「養育費」は名詞として「養育費がかかる」「養育費を請求する」などと使われます。
「養」は「やしな(う)」とも読み「食物を与えたりして世話する」という意味、「育」は「そだ(てる)」とも読み「成長させる」という意味、「費」は「つい(やす)」とも読み「金や物を使って減らす」という意味、「養育費」で「子どもに食べ物を与え世話して成長させる為に使うお金」になります。
「教育費」とは?
「教育費」は「きょういくひ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「国や地方公共団体が教育活動として支出する予算」という意味です。
2つ目は「子どもの教育の為にかかるもので個人が負担する金銭」という意味です。
「教育費」の言葉の使い方
「教育費」は名詞として「教育費がかかる」「教育費を補助する」などと使われます。
「教」は「おし(える)」とも読み「知識や技能を伝え導く」という意味、「育」は「成長させる」という意味、「費」は「金や物を使って減らす」という意味、「教育費」で「子供に知識や技能を伝え導き成長させる為に使うお金」になります。
「養育費」と「教育費」の違い
「養育費」は「子どもに食べ物を与え世話して成長させる為に使うお金」です。
「教育費」は「子供に知識や技能を伝え導き成長させる為に使うお金」です。
「養育費」の例文
「養育費」の例文は以下の通りです。
・『子供が3人いるので養育費がかかる』
・『離婚する際夫に養育費を請求する』
「教育費」の例文
「教育費」の例文は以下の通りです。
・『教育費を貯めるために学資保険に入る』
・『塾に通わせるとかなり教育費がかかる』
まとめ
今回は「養育費」と「教育費」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。