この記事では、「鮎の日」と「酉の日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鮎の日」とは?
「鮎の日」は毎年、6月1日に制定されている記念日です。
「鮎の日」という記念日は日本固有の魚である鮎の美味しさを多くの人に知ってもらうため制定されました。
2014年に和歌山県和歌山市に本部を置く全国鮎養殖漁業組合連合会が制定しました。
6月1日になった理由は本格的な鮎の旬を迎える時期が6月だからです。
鮎釣りには解禁日が設定されており、多くの地域で6月1日が鮎釣りの解禁日となっています。
この日は多くの地域で鮎の放流体験、販売イベントなどが開催されています。
「酉の日」とは?
「酉の日」の「酉」は十二支の「酉」を指し、十二支がねずみ、牛から始まる12の動物から成り立っていることから、「酉の日」も毎月少なくとも2回は巡ってきます。
その中でも11月の「酉の日」には「酉の市」が行われます。
「酉の日」は12日ごとに巡ってくるため、年によっては11月中に3回巡ってくることもあります。
その1回目を「一の酉」と言い、2回目を「二の酉」、3回目を「三の酉」と言います。
「酉の市」では多くの人々が縁起物の「熊手」を購入します。
運や福を招くだけでなく商売?盛を招く縁起物とされています。
特に「関東三大酉の市」が有名で、鷲神社、花園神社、大國魂神社で行われる「酉の市」は大規模で大勢の人が訪れます。
「鮎の日」と「酉の日」の違い
「鮎の日」と「酉の日」の違いを、分かりやすく解説します。
「鮎の日」は鮎の美味しさを大勢の人に知ってもらうために制定された6月1日を指します。
一方、「酉の日」は十二支の酉にあたる日を指す言葉で、その中でも11月の「酉の日」には全国各地で「酉の市」が開催されます。
このように、「鮎」と「酉」といった身近な生き物の名前が付いた日ですが、全く異なった日を指す言葉になります。
まとめ
以上のように、「鮎の日」と「酉の日」には、それぞれ異なった意味を持つ日になります。