「近火見舞い」と「火事見舞い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「近火見舞い」と「火事見舞い」の違いとは?違い

この記事では、「近火見舞い」「火事見舞い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「近火見舞い」とは?

近火見舞いは火事見舞いの1つで、近隣の火事によって被災した人に対して渡す見舞金や品物のことをいいます。

自宅が火元になったわけではなく、火災によって直接被害を受けたわけでもありません。

しかし、煙が家の中に入り込んできたり、恐怖や不安を感じたりすることもあるでしょう。

近火見舞いはそういったことに対するお見舞いです。

近火見舞いと書いて「きんかみまい」と読みます。


「火事見舞い」とは?

火事見舞いとは、火事で被災した人に対して渡すお見舞金や品物のことをいいます。

火元となってしまった家が対象となります。

他の家の火が延焼して火事になってしまった場合には類焼見舞いとしますが、区別せずに火事見舞いとすることもあります。

火事見舞いの相場は、相手との関係性や地域の風習などによって変わってきます。

現金を包む場合が多いですが、洋服や日用品、食べ物などすぐに必要となる物を渡す場合もあります。

現金の場合には白封筒に入れ、熨斗や水引などはつけません。


「近火見舞い」と「火事見舞い」の違い

火事見舞いは火事で被災した人に渡すお見舞金や品物で、近火見舞いもその1つです。

火元になってしまった家が対象となるのが火事見舞いで、近隣からのもらい火で火事になってしまった人が対象となるのが類焼見舞い、自宅が火事になったわけではないものの近隣の火事で恐怖を感じたり煙の被害にあった人が対象となるのが近火見舞いになります。

自宅に実害がないのが近火見舞いで、実害があるのが火事見舞いです。

被害が大きい分、金額は火事見舞いの方が高くなっています。

まとめ

近火見舞いは火事見舞いの一種です。

自宅が火事で焼けてしまった人に渡すのが火事見舞いで、近隣の火事で被害を被ったものの実害はなかった人に渡すのが近火見舞いになります。

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