この記事では、「馬主」と「厩舎」の違いを分かりやすく説明していきます。
「馬主」とは?
馬主は、うまぬし、或いは、ばぬしと読まれる事が多い言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、うまという意味を持っている馬の漢字に、所有者とか持ちぬしといった意味を有する主の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ馬主は、馬の持ち主という意味を表すのです。
「馬主」の言葉の使い方
馬主は、馬の所有者という意味で使われる言葉となっています。
特に競馬に出走する競走馬を所有している人物に対し、この馬主という言葉が使用されているのです。
「厩舎」とは?
厩舎は、きゅうしゃと読むべき言葉となっています。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、馬を飼う小屋という意味の厩の文字に、建物や家屋といった意味がある舎の文字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から厩舎は、馬や牛を飼う小屋や、競馬で競走馬を預かり、調教したり管理する所を示します。
「厩舎」の言葉の使い方
厩舎は、馬を飼う小屋とか、競走馬を預かった上で、管理したり調教する所を意味する言葉として用いられているのです。
特に競馬の競走馬を管理したり、訓練する場所という意味としてこの厩舎という言葉が使用されています。
「馬主」と「厩舎」の違い
馬主と厩舎の漢字表記を見比べれば、使われている漢字も読み方も全然違う事に気付けるものです。
所がどちらも、競馬に関連した用語として使用されているので、混同してしまう人がいないとは言えません。
ただし馬主は、競走馬を所有している人という意味を表すのです。
一方の厩舎は、馬主から競走馬を預かり、調教したり管理する所を示します。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字はないものの、どちらも競馬に関する言葉として使われる事が多いです。
そのためごっちゃになり、使い分けに迷う人もいたりします。
もっとも馬主は、競走馬を所有している人物という意味で使われる言葉です。
対する厩舎は、競走馬を馬主から預かった上で、訓練したり管理する役目を担う所という意味の言葉として用いられています。