この記事では、「体裁」と「レイアウト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「体裁」とは?
「体裁」は「ていさい」と読みます。
「体裁」は、「外から見た感じや様子」という意味があります。
また「体裁」には、「世間の人の目に映る自分の格好」という意味があります。
世間体ばかり気にしているような人は「体裁ばかり取り繕う人」などと呼ばれることになります。
「レイアウト」とは?
「レイアウト」は「layout」と英語表記します。
「レイアウト」は、「配置や配列」という意味があります。
また、「印刷や紙面の仕上がりの形を考えて、文字や図、写真などを所定の範囲内に、効果的に配置すること」という意味があります。
さらに「建築の場面で、建物の配置や、内部の部屋の配置などを決めること」という意味があります。
「体裁」と「レイアウト」の違い
「体裁」と「レイアウト」の違いを、分かりやすく解説します。
「体裁」は、「外から見た感じや様子」という意味があります。
また、「レイアウト」は「配置や配列」という意味があります。
上記の意味合いでは、2つの言葉はよく似ていると考えられます。
しかし、「体裁」は、「世間の人の目に映る自分の格好」という意味合いで使われることが多く、「レイアウト」も、「印刷や紙面の仕上がりの形を考えて、文字や図、写真などを所定の範囲内に、効果的に配置すること」という意味合いで使われることが多い言葉になります。
この場合、まるで違う意味を持つ言葉となります。
「体裁」の例文
・『パーティ料理を体裁よく盛り付ける』
・『体裁が悪いので、1人で食事をしたくない』
「レイアウト」の例文
・『レイアウトを考えるデザイナー』
・『引っ越し先の間取りを見て、家具をレイアウトする』
まとめ
「体裁」と「レイアウト」の違いについて見てきました。
2つの言葉には共通の意味がありますが、まるで違う意味を持つ言葉でもあります。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。